模倣的価格決定法

この方法は、市場の慣習的価格に従うといったケースと、プライス・リーダーである企業の価格に追随して価格を設定するケースの2パターンがあります。前者のケースの例を挙げるとするならば、清涼飲料水が挙げられます。現在ではサイズ毎に値段が設定されていますが、500ml入りのペットボトルの場合は140~150円程度が慣習価格と言えます。この清涼飲料水、販売価格こそ一定ですが、お茶と果実ジュースでは原材料費は大きく異なるっているはずです。しかし、我々消費者は、500mlといえば140~150円程度との認識を持っているために、何の疑いも無く購入するわけです。
後者のケースですが、これは新規参入する企業が高いシェアを持つ企業よりも少しだけ安い価格で商品を提供するといったものです。これは家電業界で頻繁に見ることができますね。
この模倣的価格決定法の利点は、なんといっても価格設定が単純であるということです。しかし、これら価格が目標利益率を達成する範囲で設定されていれば問題ありませんが、コスト計算が綿密になされていない分危険をはらんでいるとも考えられます。


マーケティング戦略とその用語を理解するためのポイント

「マーケティング」という用語は、現代社会に氾濫しすぎていて、多くの情報を集めれば集めるほどその姿が霞のかかったものに見えてきてしまいます。そこで、皆さんにこのサイトの管理者である私が伝えたいのは、古い書籍を何か一つでも良いから読んでみて欲しいということです。マーケティングは、そのカバーする領域は広がり、時を追うごとにその重要さを増してきています。しかしながら、これまでマーケティングを研究してきた大家たちは、未だに新しいと感じることのできる視点・切り口をすでに書籍の中で示してくれています。新しい情報を集めることは言うまでも無く重要です。しかしながら、本当のマーケティングの基礎を身につけたいのであれば、図書館へ行ってこれまで沢山の書籍を残してきてくれたマーケティング先駆者達の成果を読んでみてください。温故知新、必ず新鮮な何かを掴めるはずです。


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