顧客理解の技術 変化を先取りし、価値を創造する

顧客理解の技術 変化を先取りし、価値を創造する
池上 孝一
顧客理解の技術 変化を先取りし、価値を創造する
定価: ¥2,310
販売価格: ¥2,310
人気ランキング: 46363位
おすすめ度:
発売日: 2005/09/08
発売元: ファーストプレス
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やられた!でも素晴らしい。
CRM従事者中上級者向けです。顧客戦略立案、分析の経験がある人にに数多くの示唆が得られと思います。
顧客理解の技術(=顧客戦略の技術と私は解釈)が実に丁寧なプロセスで明記されています。特に第1章3節顧客価値理解の技術はやられたって感じです。私自身も顧客戦略立案に従事する中でで類似の手法を開発して、一定の評価を頂いていただけに一足越された気分です。ただし、ここまで体系的には整理していなかったため、著者の力量に脱帽します。
星4つは決して負け惜しみではなく、第3章のバリューセグメントの参考データが少々陳腐であったがゆえです。恐らく業界を絞っていないがため、最大公約数的なセグメントとして提示するが故に世代別のセグメントの提示に落ち着いたのではないかと思います。どこかの業界にフォーカスして著者自身が有しているであろうセグメンテーション技法(オリジナルフレームワーク?)で大胆な切り口をここまでやるなら見せて欲しかったです。
しかし、いい本です。

バッティングフォームが崩れたときに読む本
 企業の広報や広告宣伝の仕事に従事して20年。フリーになって8年になる。“来た球を打つ!(頼まれた仕事は断らない/どんな悪球でもヒットする)”をモットーにこれまでやって来た。しかし、最近、年齢のせいか、ボールのノビに差し込まれたり、打者の手元で微妙に変化するボールに慌てることが多くなった。読者やユーザーの変化がそれだけ早くなっているのだ。いまは、かろうじてヒットしているが、そろそろやばい。そんなとき、本書の帯にある「顧客の変化をいち早くとらえる『動体視力』を身につけ…」の一文に興味を持ち、読んでみた。
 本書の内容はとても読みやすく、分かりやすい。紹介されている「顧客理解の5つの技術」は、バッティングでいえば、「足のスタンス/グリップの位置/腰の始動と回転/インパクト/フォロースルー」にあたる。基礎的なことがじつにわかりやすく丁寧に解説されている。この本を読んで、自分がバッティングフォームを崩していたことに気付き、もう一度、修正することができた。まるで、名打撃コーチに指導を受けたような気分だ。
 本書は、コトラーの著書でマーケティングを学んだ私たちの世代はもちろん、これからマーケティングを学ぶ人たちにも読んでもらいたい。また、これまで経験や勘で仕事をしてきた職人タイプのビジネスマン、経営者のみなさんにも、自分のやり方をチェックするうえでとても役にたつことだろう。本書には、いままで直感的にやって来たことが理論として整理されているはずだ。
 先日の衆議院選挙で話題になった選挙区の候補者がTVのインタビューで「今回の選挙は、いままで以上に手ごたえがあった。なのに、なぜ票にならない?」と首をかしげていた。彼にもぜひ、本書を読んでもらいたいと思った。


マーケティング戦略とその用語を理解するためのポイント

「マーケティング」という用語は、現代社会に氾濫しすぎていて、多くの情報を集めれば集めるほどその姿が霞のかかったものに見えてきてしまいます。そこで、皆さんにこのサイトの管理者である私が伝えたいのは、古い書籍を何か一つでも良いから読んでみて欲しいということです。マーケティングは、そのカバーする領域は広がり、時を追うごとにその重要さを増してきています。しかしながら、これまでマーケティングを研究してきた大家たちは、未だに新しいと感じることのできる視点・切り口をすでに書籍の中で示してくれています。新しい情報を集めることは言うまでも無く重要です。しかしながら、本当のマーケティングの基礎を身につけたいのであれば、図書館へ行ってこれまで沢山の書籍を残してきてくれたマーケティング先駆者達の成果を読んでみてください。温故知新、必ず新鮮な何かを掴めるはずです。


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