マーケティングの諸活動を行う前に重要となるのが、企業コンセプトを明確に理解しておくということです。企業コンセプトを明確化しておくということは、その産業内における自社の担うべき役割、自社の特性、自社が何を成し遂げようとしているかの方向づけを行うこととなり、マーケティング管理の全体を規定することができます。つまり、マーケティング諸活動は企業の全体的な戦略計画の枠組みで行われるべきものであり、自社の進むべき方向性を把握した上で初めて適切なマーケティング管理が行えるようになるということです。簡単に言えば、自分の活動範囲と進むべき方向を予め把握してから行動を起こしましょうということです。これらを把握した上で、これから行うマーケティング諸活動のマーケット・シェアや売上高といったマーケティング目標を立てれば、組織目標に則したマーケティング計画を立案することができるのです。
「マーケティング」という用語は、現代社会に氾濫しすぎていて、多くの情報を集めれば集めるほどその姿が霞のかかったものに見えてきてしまいます。そこで、皆さんにこのサイトの管理者である私が伝えたいのは、古い書籍を何か一つでも良いから読んでみて欲しいということです。マーケティングは、そのカバーする領域は広がり、時を追うごとにその重要さを増してきています。しかしながら、これまでマーケティングを研究してきた大家たちは、未だに新しいと感じることのできる視点・切り口をすでに書籍の中で示してくれています。新しい情報を集めることは言うまでも無く重要です。しかしながら、本当のマーケティングの基礎を身につけたいのであれば、図書館へ行ってこれまで沢山の書籍を残してきてくれたマーケティング先駆者達の成果を読んでみてください。温故知新、必ず新鮮な何かを掴めるはずです。
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